アソシエイトとは?

コンサルタントとして立ち上がるための仕事術

第4講 足を使うことを極めよ

戦略コンサルティングファームのアソシエイトの正しいワークスタイルとは?

 

新卒でアソシエイトとしてBCGに入社し、コンサルタントとして6年間戦った ”ファンタジスタ品川さん”*に、コンサルタントに昇格するまでの正しい仕事術をご紹介いただきました。

*ファンタジスタ品川さん: 海外大学から、新卒BCG入社の素敵女子。その後、6年BCGで戦い、突如、医者の道に。海外大学で専攻していたのは「生化学」。「え?理系なの?」という空気が充満しております。

”ファンタジスタ品川” さんがよくわかるQAはこちら。

 

アソシエイトの仕事は、プロジェクト実行において、ほぼ大半の作業を占め、地味で大変な作業が多いように見えますが、コンサルタントとしての「基礎」が出来上がる大切な時期です。

 

ここでは、アソシエイトとして過ごす、コンサルタントに昇格するまでの大切な時期の「仕事術」を読み進めるごとにレベルが上がっていくよう、全20回に亘ってご紹介いただきました。

※ 考えるエンジン講座代表タカマツとの対談形式での解説動画もありますので、併せてご覧ください。

 

今回は「第4講 足を使うことを極めよ」です。

ケースリーダーやパートナーにはできない情報収集法があるのにそのチャンスを逃してませんか?

実地調査こそ、情報の宝庫!

その重要性とコツをご紹介いただきました。


第4講 足を使うことを極めよ

『競合のザクザク、売上好調なんだよな〜。クライアントのマツキヨと何が違うんだろう。ちょっとお前、見てきてまとめてよ』

 

・・・おいおいおい。春日店ってめっちゃ遠いよ。め・ん・ど・く・せ〜〜〜〜!!!

 

あなたはなんという、、なんという、、、、チャンスブレイカーなのだ!!!!

チャンスメーカーじゃない!ブレイカーだ!!

 

こういう足を使った実地調査こそ!ケースリーダー、特にパートナーには絶対出来ない、あなたにしか出来ない、クライアントが喉から手が出るほどほしい情報の宝庫へのアクセスなのだ。

 

いやいや〜ドラッグストアの店舗なんて死ぬほど行ってるし、いまさら何店舗か見たところで何が変わるのー?

…。逆に聞きたい。そんな何気なく行く店舗で、売上差がどこで生じるのか、気にならないか?

 

思考の質と量はどうやったってパートナーにはかなわない。だがしかし、アソシエイトの強みはナマの声、空気、データに触れられることだ。パートナーはいくつものケースを抱え、現地一つ一つを見ている時間はない。現地から何を面白いと感じて、何をひろうか。そこでアソシエイトの真価が問われる。

あなたはできるだけ生の声、空気、データに触れたほうがいい。腰重く、ゆったりと椅子に腰掛けてはいけない。なるべく腰を軽くし、いろんな場所へ赴け。例えば上記の店舗に出かけたとしよう。ただ漫然と店舗内を見ていても仕方ない。そこに来ている店員さんにお客を装っていろいろと尋ねたり、来店しているお客さんの動きを見てもいいだろう。

 

「この商品の中で、どれが一番オススメですか?」

(商品知識はあるのかな?)


「なんで今、このスキンケアを推してるんですか?」

(商品棚の一番上に置いてる理由はなんだろう)

 

(あの人、真っ先にボディソープを手に取った後、となりにあるボディローションも取ったな)

 

(レジ前の日焼け止めクリーム手に取る人、5人中4人いたな)

 

何ならその後、近くのクライアント店を訪ねてその差を見に行ってもいいだろう。更にその後、別の競合店があるならそれを見に行ってもいいだろう。 もちろん時間は有限だ。足を使うことはそれなりに時間がかかるため、なんでもかんでも足を使えばいいというわけではない。

 

だが、足を使うことを億劫がるアソシエイトのなんと多いことか。アソシエイトの多くは、パートナーのような働きをイメージして入社してきているようだ。むしろ泥臭い、足を使った調査があなたには求められている。そしてそういった「現場」をたくさん見ることは、将来コンサルタント、ケースリーダー、そしてパートナーになったときの知識の貯金ともなるのだ。


第4講 足を使うことを極めよ 解説動画

 

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