アソシエイトとは?

コンサルタントとして立ち上がるための仕事術

第14講 ダブルチェックを極めよ

戦略コンサルティングファームのアソシエイトの正しいワークスタイルとは?

 

新卒でアソシエイトとしてBCGに入社し、コンサルタントとして6年間戦った ”ファンタジスタ品川さん”*に、コンサルタントに昇格するまでの正しい仕事術をご紹介いただきました。

*ファンタジスタ品川さん: 海外大学から、新卒BCG入社の素敵女子。その後、6年BCGで戦い、突如、医者の道に。海外大学で専攻していたのは「生化学」。「え?理系なの?」という空気が充満しております。

”ファンタジスタ品川” さんがよくわかるQAはこちら。

 

アソシエイトの仕事は、プロジェクト実行において、ほぼ大半の作業を占め、地味で大変な作業が多いように見えますが、コンサルタントとしての「基礎」が出来上がる大切な時期です。

 

ここでは、アソシエイトとして過ごす、コンサルタントに昇格するまでの大切な時期の「仕事術」を読み進めるごとにレベルが上がっていくよう、全20回に亘ってご紹介いただきました。

※ 考えるエンジン講座代表タカマツとの対談形式での解説動画もありますので、併せてご覧ください。

 

今回は「第14講 ダブルチェックを極めよ」です。

レベルの低い誤字脱字で自分の評価を下げていませんか?

細やかな作業は大きな評価には繋がらないかもしれませんが、大きな減点にはなってしまいます。

「ざっと見チェック」では、0.1%程度しか見つからないエラーを確実に捉える方法をご紹介いただきました。


第14講 ダブルチェックを極めよ

タタタタタターーーーン…!

深夜0時をまわって、やっとスライドの作成が終了。最後のエンターキーはさぞ気持ちよく押せたことだろう。

 

「よし、これを人数分+2名分印刷して、クリップしてリーダーのデスクにきれいに置いておけば、今日の業務は終了だな」

 

 

終了だな、じゃない。

 

 

全然終わっとらん。

 

 

ダブルチェックを怠るものは、ヤバAのレッテルを貼られる、のである。

 

こういうと大抵の人は「ダブルチェック?確認くらいちゃんとしてますよ」と言う。だがしかしそれは目でさーっと追っただけの、ざっと見チェックでしかなく、ざっと見チェックで見つかるエラーはほんの0.1%程度にすぎない。

 

まず、意識を改めよ。

 

「エラーが無いか探す」ではなく、「絶対にどこかにあるはずのエラーを見つけにいく」という意識でいくことだ。エラーがあるかもしれない、のではない。エラーは絶対にある。どんなに優秀なコンサルタントでも、一つのパッケージを作り上げるのにミス無しで作り上げることはできない。いわんや自分をや、である。どこかに絶対あるはずだという認識で探すのだ。

 

次に、大画面モニターで見よ。


自分が作業しているいつもの画面でダブルチェックをすることはほぼ意味がない。首を少し上げる必要のある大画面モニターでチェックしていく。そうするとさっきまではスルーしていたミスが浮かび上がってくる。視線を変えることが大切なのだ。

 

そして最後に。これが一番重要である。

 

印刷して見よ。

 

紙で見ると、不思議なほどいろんなことが気になってくる。誤字脱字、改行、文字の大きさ、、、。1ページ1ページに赤が入っていく。この作業をできれば3周してほしい。そこまでしても、まだミスは残るし、クライアント先でパッケージを開けたときに何故か気づくのだ。

 

ここまでしてダブルチェックする意味ってあるのか?

 

そう思うあなたは、もっと人の気持ちに寄り添うことを心がけたほうがいい。

レベルの低い誤字脱字を見せつけられた上司、クライアントは貴方のことをどう思うだろうか?

 

あ、こいつこの誤字脱字気づかなかったんだ。 レベル低いな。 この人に仕事を任せて大丈夫かな?どこかで大きなミスしないかな?

 

こう思うのである。

 

ミスは無くて当たり前なのである。

ダブルチェックは決して加点にはならないのがつらいところではあるが、大きな減点をさけることができる大切な技術である。


第14講 ダブルチェックを極めよ 解説動画

アソシエイトの仕事術

 

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