戦略コンサルタントとは コンサルQ&A ~コンサルへの道 99~

【コンサル理解度30%】

コンサルタントへの転職を目指し、転職準備のためご受講いただいた受講生の方々が “まさに、むじゃきに” なげつけてくれた多くの質問。その中から厳選した99個をピックアップして、お答え致しました。


~Q.20からQ.29まで~


Q20.  戦略コンサルタントはどのようなバックグランドの人材が多いですか?


独断と偏見で申します。

 

第3位:商社

ビジネスセンス×英語×賢さ 3拍子揃った感もあり、入社したあと、活躍されている印象。

 

第2位:金融機関

外資も勿論ですが、国内の銀行・証券・保険と幅広く、コンサルに転職されていますし、量も多い気がしています。

  

第1位:新卒(東大)

特に、アソシエイト・コンサルは「新卒」の割合は多いし、新卒が「大きな顔」しています(笑)。頭の良さ(=IQ的な)がそのまま、アソシエイト・コンサルの主業務の一つの「分析」にフィットし、大活躍しています。ファームとしても、重宝しています。


Q21. 戦略コンサル対策本「マーク・コゼンティーノ」と比較して、ここが古い!というところはありますか?


ケース対策本の目的を皆さんは、何だと思っていますか?

 

もし、皆さんが「どんなケース問題がでるのか?」と思っているのであれば、大正解である。

 

しかしながら、「日本の」ケース面接は少なからず、「マーク・コゼンティーノ」さんの本に載っているのとは今は違うので、「こんな感じか」と思える程度。

 

もし、皆さんが「どうやったら、ケース面接を突破できるか?」の答えを対策本に求めているのであれば、それは不正解である。

 

簡単にいえば、「先天性」であれ、「後天的」であれ、ケース面接で問うているのは、

 

頭の使い方はセクシーか?

 

である。これを「地頭が良い」といってしまうので、「先天的」の要素100%に聞こえてしまうが、それは語弊がある。素質は当然、影響するとは思うが、「頭の使い方」は完全なるスキル。

 

なので、その「頭の使い方」を「この人なら、コンサルできるかも?」=コンサルのポテンシャルがあるかも?と思ってもらえるまでに進化させる必要がある。

 

とすると、それは、ケース対策本には載っていないと思う。

 

載っているのは、ケースの「解の一例」だからだ。

 

もし、皆さんが「どうやったら、コンサルとなり、活躍できるか?」の答えが知りたいと思っているなら、「考えるエンジン講座」を是非、お勧めしたい。


Q22. コンサルタントの「ルールブック」は何ですか?


「ルールブック」とは、多人数参加する競技や遊戯ルール、或いは企業における就業規則などを纏めた本の事である。 多人数でゲーム、業務などを行う上で必須な知識や円滑に行うための注意事項などが書かれているため、参加する前に読んでおく事、もしくは携行を求められる。(ニコニコ大百科より)

 

事業会社と最も違うのは「コンフィデンシャリティ」が厳格的であること。

クライアント名は当然に、言えない。PCなど入った鞄を無くしたら、クビ。誤送信メールも、アウト。送り先があれだと、クビ。

 

そう、「やっちゃったよ」がそのまま「クビ」に直結します。

 

ので、BCG時代、飲み会に行くときは必ず、鞄はオフィスに置いておりました。

 

どうしょうもなく、鞄を持たないといけない時に、「鞄預かりますか?」と言われても、足の下に置くのが、基本となります。


Q23. 事業会社の方々よりも「業界知識」が少ない中で、いかにバリューを出していくのですか?


そう思いますよね。でも、バリュー(付加価値)を出してしまうのです。それは

 

「頭の使い方がセクシー」×

「働き方がエクセレント」

(×「パートナーの知見」)

 

で付加価値を出してしまうのです。

 

なので、業界知識がなかったとしても、価値を出せるのは?、「頭の使い方」が「事業会社(クライアント)」と違うので、価値は出るし、「働き方」が考えられないくらいエクセレント=効率的かつハードワークなので、価値を出してしまうのです。


Q24. 英語を使う事はどの程度、あるのでしょうか?


感覚的にいえば、マッキンゼー、べイン、ATカーニー、BCG、アクセンチュアの順番で、英語の頻度は高い。

マッキンゼーは英語でビジネスができないとダメなレベル感。

BCGは「少なくとも」テレカンができるレベル感。

 

ちなみに、私の入社した2005年はBCGにおいて「英語」については選考に全く関係なかったと思いますが、それから10年経ち、あの頃より「英語話せて、当たり前」感が増しているため、「英語」は選考基準の一つになっているかと思います。


Q25. 入社後のUP or OUT の基準・厳しさは何ですか?(入社○年目で、売上〇〇円のような感じですか?)


「UP or OUT」とは「昇進するか、でなければ、去れ!」という意味。

だが、これについて、どこかの記事で、BCGのCEOがこんな事を言っていた

 

インタビューアー:

BCGも、他の少数精鋭のアメリカ企業同様、人材育成に関して「Up or Out(昇進するか、さもなくば去れ)」という厳しい姿勢をとっていると聞くが、これは本当か。

 

BCG CEO:

それは、「前進するか、去るか」であると言い直したい。仕事の上で前進していくことの大切さを強調したものだが、また同時にBCGでの仕事に合っているのかどうかを問いただすものでもある。コンサルタントとしてはお粗末だったが、その後有名な起業家になった人物もいるし、反対に、起業家としては今ひとつだったが、コンサルタントとして実に優秀な仕事をこなす人間もいる。もし今やっていることが自分の才能に合わないようならば、外の大きな世界へ出て行くべきだ。BCGを“卒業”することが正しいチャレンジとなり、成長へ導いてくれる場合もある実際、“卒業生”には重要なポジションに就いている人間はたくさんいる。

 

さすが、BCGグループのトップ。いい事言いますね。

 

なので、UP or OUT の基準=「貴方は、ほかの世界の方が向いてまっせ?」基準となるわけです。なので、厳しくて当然。なぜなら、その判断は早いに越したことはないから。なので、基準=コンサルタントとして素養があるか=ケース評価。となります。成果=ケースがうまく言った・ケースが続いた、といったものではなく、純粋な能力=ケースをうまく回せる能力があるか?インサイトを出せるか?です。(少なからず、プロジェクトリーダーまではそうです)


Q26. ポスト・コンサルのキャリアはどのようなものが多いのでしょうか?


戦略コンサルティングファームに2年在籍し、転職を考えている人がいたとします。

 

例えば、SEの人の場合は、

「戦略が分かる」

システムエンジニア

となる。システムも分かる戦略コンサルタントとなるわけではなく、キャリアがシコタマ広がるわけではない。

 

例えば、アパレルのバイヤーの人の場合は、

「戦略が分かる」

アパレルバイヤー

となる。アパレルも分かる戦略コンサルタントとなるわけではなく、キャリアがシコタマ広がるわけではない。

 

なので、ポスト・コンサルキャリアはバラバラ。

 

自分の周りの例でいえば、

 

SAP ⇒ BCG ⇒ マイクロソフト

P&G ⇒ BCG ⇒ トイザラス

 

な、例は素敵な例だと思う。


Q27. 内定した場合、入社までどのくらいの期間待ってもらえますか?


いくらでも、待ってくれる

 

が一番、近い答えだと思う。なぜなら、「オファーを出せる」人材に会える確率がいかに低いか?をファーム側は理解しているので、「即決してくれないなら、内定取り消す」的な気持ちには全くならない。

 

しかしながら、「転職するという決断を、ズルズルして、半年もかかる」としたら、「この人は、もしかしたら、頭いいだけで、ダメなひと?」と感じられてしまうのもまた事実。

 

なので、目安は4か月。かと思います。


Q28. コンサルの「ケース面接」ができることによって、コンサル選考以外にも利点はありますか?


本当にこういう質問が「嫌い」。

 

この発言の根底には、「ケース面接はテクニックでなんとかなる」という考えがある。

 

そんなわけないだろ、といいたい。

 

一方で、ケース面接ができる=「考える」スキルの初歩を習得しているということであれば、答えは簡単。

利点はありまくり。

全てのビジネスに通じます。


Q29. 最も、ハードだったプロジェクトは何ですか?


第3位

クリスマスプレゼントは突然に

2010年12月24日から始まった、コンサルタントの皆が忌み嫌う「DD」。もちろん、DDとはデューディリジェンス。そこから、土日もなく、正月休みもなく、走りきった3週間。かつ、年末に「ニューオータニに爆破予告があり、オフィスで働けず、オークラのスィートで働いた」のを今、思い出しました。実に、思い出。

 

第2位

上下にはさまれちゃいました

師匠:加藤さん、兄弟子の天才:藤岡さん が、自分の上。アメリカ人のジェネミー、イギリス人のキム、そして新人 が、自分の下。この時ばかりは、がんばりました。

 

第1位

茨城の名物はなんだけっけ?

BCGでのセカンドケース。本当にきつかったです。茨城の石岡に、レオパレス21を借りて、3か月。上野から、フレッシュひたちに乗るのが本当に嫌すぎて、吐いていました。