新卒&ガールズコンサルの道

99の質問に "ファンタジスタ品川" が答える!


※ こちらをお読み頂く前に「コンサル用語・BCG用語」をご覧ください。

「コンサル用語・BCG用語」はこちら

新卒コンサル入社編1


 


Q1. 新卒でコンサルファームに入社していいことってありますか?コンサル内定ってかっこいいなとは思うんですが、将来頭でっかちでスキルの無い人になるのも怖いです・・・


コンサルファームと他業界両方で内定をもらった優秀新卒さんからの質問かな。

聞く人が聞いたら、贅沢なお悩みだわね。

さて、「新卒でコンサルファーム入社でどんなメリットがあるのか?」

あなたが指摘してくれたスキル面でももちろんあるし、それ以外でも信じられないくらいたくさんあるの。メリットの裏返しで存在するデメリットと共にご紹介するわね。

 

スキル面

  • サラリーマンとして最高レベルのマナーが身につく
  • エクセル、パワーポイントを用いた資料作成、財務分析といった、事務系で絶っっっっっっ対に必要不可欠な作業がスーパースピードでこなせる
  • 役員、部長レベルの会議でも議題内容を理解し、進行役も行える
  • 論点ベース−つまり上から言われる作業を行うだけではなく、課題を見つけ、どう対処していくか−思考を働かせる仕事が出来るようになる

 

一方で、ネガティブな部分も当然ある

  • いわゆる技術的な「資格」は身につかない
  • また、得られる各業界の知識は、その業界に従事している人よりは浅い

 

あ、まだまだいいところありました。

  • 一流企業に転職したり、ベンチャー立ち上げたりする同僚、先輩、後輩ばかりなので、いろんな業界にネットワークが広がる
  • 相対するクライアントはその企業のマネジメント層、またはエース級ばかりなので、将来のトップ層と知り合える

 

そして何より大切なのが…

  • ひたすらおもしろい人が多いので、お腹痛くなるほど笑えることがたくさんある
  • 給料が高いので、いい部屋に住み、おいしいものを食べ、深みのあるお酒を飲んでも貯金が出来る

 

ごめんなさい。書いているうちに裏返しのデメリット、あんまり思いつかなかったわ!

元コンサルなのにロジカルじゃない?かも。

いいのよ!!言いたいことが相手に伝われば!!

 


Q2. アソシエイトとコンサルタントの違いがよくわかりません。給料以外に何が違うんでしょうか?


うん、うん。わたしも入社前はあんまりイメージできてなかったから、その質問、よくわかります。

 

プロジェクトリーダーが課長としたら、コンサルタントは主任~係長、アソシエイトは平社員ってとこね。

 

プロジェクトを売るのがパートナー、そのプロジェクトの論点に沿って、どういうワークプラン/アプローチで行くかを決め、管理するのがプロジェクトリーダー。

 

そのワークプランに沿って実行するのがコンサルタント。(基本的には)コンサルタントの下について、ワークプラン遂行の上で必要な作業を割り振られるのがアソシエイトってところかしら。

 

ケース:とある消費財の売り上げ拡大プロジェクト

  • カスタマーのニーズにマッチしているか、していないならどこでアンマッチが生まれているかを消費者アンケートで調査することに
    ↑ここはプロジェクトリーダーが決める
  • どのような仮説があるかを検討
    ↑コンサルタントが実施
  • 仮説が調べられる調査票を作成
    ↑アソシエイトが、コンサルタントの指導のもと実施
  • アンケート調査結果が出たのち、分析
    ↑アソシエイトが実施
  • さらなる仮説の進化と、調査結果からの発見をアウトプット化
    ↑コンサルタントが実施

 

こんな感じかしらね。できるアソシエイトは、コンサルタントの仕事の部分を先回りしてやるわ。そうすると、こいつできるなってなるし、コンサルタントの仕事を奪いにいけるわね。こういうの、領域を広げるって呼んでたわ。

 

ちょっと脱線したけど、イメージ沸いたかしら?

 


Q3. UP or OUTで本当にクビになるんですか?運良く内定を取れても優秀な同僚たちのなかで、OUTにならない自信がありません…。


本当にクビになるの。でも、ある日突然肩を叩かれるってわけじゃないわよ。昇進までの猶予は約3年。それまで半年に一度、人事担当のパートナーと話をするの。

いまのテニュアとして何が足りないか。もっと言えば、昇進するために何が足りないか。次のテニュアに昇進して本当に働けるか。そして期限である約3年の半年前の面談で、本当に危なかったら「このままだと昇進は難しい」と伝えられるの。

そこからギアチェンジをするようにがんばって成長する人もいれば、そこから転職活動を始める人もいるわ。会社としても、転職先はある程度気を使ってくれる。

 

まず、あなたは内定が取れたとしてもそれが「運良く」だなんて思わないことね。それはあなたを選んだ採用者にとっても失礼。

まわりみんな優秀だし、あなたも優秀なの。少なくともポテンシャルは持っているの。それを信じて。

アウトになったとしても、優秀じゃないからではないわ。あなたにコンサルの業務が合わなかっただけ。しかも合わないといっても、もしかしたらパートナーだったらうまくいったかもしれなかったの。それだけ!

 

最初から仕事が出来る人なんていないわ。でも努力は必ず蓄積するの。自信をもって!

 

【タカマツのヒトコト】

私も「地味にコツコツ努力している」前提でいえば、“アップ or アウト”は、実質は殆どないと思う。といっても、12年で最高役職のパートナーまで行けるわけだから、3年単位で評価されるのは当たり前の仕組み。厳しいのではなく、コンサルのキャリアを ”華々しくする“= 他でもっと活躍してもらう、素晴らしい仕組み。コンサルが命!コンサル業務しかない!と思ってしまう人だけには、悪夢かもしれない・・・

 


Q4. クビになった人たちは、その後どんな人生を送っているんですか?転職、ではなくクビになった人たちが気になります。


クビ。つまり、アウトになった人ってことかしらね。

コンサルファームでは約3年の間に昇進できないと、問答無用でアウト、つまりクビになるの。だいたいリミットの半年前くらいから、このままでいいのか、だめなのかが人事担当のパートナー(もしくはプリンシパル)から伝えられるの。

 

これは、前に答えたわね。って、この“ファンタジー”っていっているのに、しょっぱなが“アップ or アウト”の話からなんて。

 

さて、

 

アウトになる人たちは、期限近くなると転職活動を始めるわ。彼、彼女たちは数千倍の倍率をくぐり抜けて社員になっている人たちだから、決して能力が低いというわけではないことが多いの。コンサルの仕事が合わなかったパターンが圧倒的に多いわ。だから、次の転職先(だいたい事業会社よ)で楽しく、そして有能に働いている場合がほとんどね!

コンサルファームでの経験も、とても有意義に働くみたい。

激務に耐えた体力、上から言われた作業をただ行うのではなく、論点を考える思考力、、、数年間で培ったこれらの力は次の会社でも使えるわ!!

 


Q5. 私は目標となる人がいると、俄然燃えるタイプです!ファンタジスタさんが、目標にしたいと思うような人はファームにいましたか?その人はどんな人ですか?


わたしもロールモデルがいると、俄然燃えるタイプよ❤

 

わたしが目標にしてた人は、アソシエイト時代に出会った新卒コンサルタントの先輩。一番初めのプロジェクトでは、毎日朝4時まで仕事して、しかもプロジェクトリーダーにだいぶひどい扱いを受けていた当時。その次のプロジェクトで出会ったの。

その先輩は、コンサルタントとしてきちんと論点を立て、それを基にプロジェクトリーダーとディスカッションし、クライアントともディスカッションを交わし、論点が定まるとどんなストーリーで次回のミーティングに持っていくかを整理し、上司とお客様にもすごく信頼されていて、、、と、「ああ、コンサルタントってこうやって働くんだ」っていう姿を見せてくれたわね。

 

さらにその先輩は、「俺も昔はだめだめだった」と言いつつ、「品川のこんなところは当時の俺よりも全然すごい」と、自信が全くなかった私のいいところをたくさん伝えてくれたわ。

どんなに仕事が大変なときでも、いらいらするようなことはあまりなくて、常にポジティブな雰囲気をまとっていたわね。

そして何より、明るくておもしろい人だったわ!!

 

そういえばこの先輩とミーティングしているとき、そんな難しいことを言われてるわけじゃないのに、全然うまく答えられない自分を見て「なんて自分は考えが浅いのだろう」と思わず悔し泣きしてしまったこともあったわ!

 

ガラス張りの部屋だったから、先輩が一番おろおろしてたけども笑

 

やがてコンサルタントになったとき、どんなにダメでも、頑張ってる後輩がいたらいいところをいっぱい探して褒めてあげたいって思うようになったし、どんな大変なことがあっても、ポジティブなオーラを崩さないようになれたと思うの。

 

ただ、プロジェクトリーダー以上でそういう目標にしたいって思う人に出会えなかったのが残念ね。

そういう人がいたら、もしかしたらBCGに残っていたかもしれないから。

 

【タカマツのヒトコト】

おい、おい!おい!ファンタジスタ!「プロジェクトリーダー以上でそういう目標にしたいって思う人に出会えなかったのが残念ね。」って。。。

おい!一応、私とも仕事しているって、さっき書いたやん、品川さん。

え?俺は?高松は?高松さん?って、なるやないですか。

さぁ、品川さんと仕事されたPL以上の方、謝りますよ。力不足でごめんなさい。

 


Q6.ファームを去る人たちは、どの様な転職先に行かれるんでしょうか?


あら、入社前から退職後の質問なんて、なかなかいい視点をもってるわね。

コンサルファームにいる人のほとんどがいつか去っていくものね。

 

テニュア別に転職先は違ってるんじゃないかしら。

  • アソシエイト → 事業会社
  • コンサルタント → 別ファーム
  • プロジェクトリーダー → 事業会社
  • プリンシパル  → 別ファーム

パートナーは数も多くないし、ほんと人それぞれね。

 

傾向として、コンサルに昇進せず退職するアソシエイトは、コンサル業務が合わないと感じる人が多く、事業会社に転職するパターンね。

コンサルタントの場合は、それなりにコンサルタントとして活躍して、高収入な生活にもずっぽり。そうすると、特にこれがやりたい!ってことがない場合は別ファームに転職して今までの経験を活かす場合が多いわ。

一方プロジェクトリーダーになると、ある程度絞られた業界でのプロジェクトで、一番お客様に入り込むの。だから転職ってなると、その業界に転職して、実際に自分の会社として物事を動かしたいっていう人が多いわね。

プリンシパルになると、自分のお客様を持つの。だから別のファームにお客様毎引き抜かれていくってパターンがおおいかしらね。

 

でも、これはそういう傾向が多いかしらっていうだけで、実際は多岐にわたるわ!

自分で新規事業を始める人、ベンチャーに転職する人、NPO法人を立ち上げる人なんかもいるわね。

 

でもさすがに、医学部に進学した人は、、、片手にも満たないわ!

 


Q7. 専門知識のない新卒入社組(=アソシエイト)は、入社後どの様な仕事をするんでしょうか?その際、どの様なことが評価につながるんでしょうか?


コンサルファームって、結局どんなことをするのか。なかなかイメージがつきにくいわよね。提言っていっても、こないだまでただの大学生だった自分が何を提言するのか・・・って思うのも自然だと思うわ。

 

アソシエイトはね。誰でも出来る作業は全部担当するの。

印刷、ミーティングでの事前資料配り、荷物持ち、データ打ち込み、現場の写真撮影、議事メモ書き、、、

は?そんなことのために入社したんじゃないって思うわよね。でも、「わかってるやつ」と「わかってないやつ」はこんなことでも雲泥の差が生まれるのよ。印刷したものをキレイにクリッピングできてるか、資料は見やすい順番・配置で配れているか、適切なタイミングで荷物を受け取れるか、、、

コンサルタントや、プロジェクトリーダーの時間給はアソシエイトのそれよりずっと高い。だから、誰でも出来る仕事は率先してアソシエイトが行わなければいけないの。

 

でもそれしかしないんじゃ、コンサルタントになれない?それもそうね。

アソシエイトレベルでの思考を伴った作業はどんなものがあるか。エクセルを使っての財務分析、消費者インタビューの実施、消費者アンケートの実施、覆面調査、市場分析、過去の記事検索、、、こういったものになるわね。

 

これらを行って、何がわかったか。

 

これを上司であるプロジェクトリーダーに伝えることが求められるわ。おもしろいことが分かったら、じゃあその内容をスライドに書いてご覧って言われるわね。(最初からわかったことをスライドにして持っていく場合もあるけど)

 

これらの作業を振られたとき、

  • どんな仮説があって、振られたのか
  • 何がわかれば”おもしろい”のか

前者は、必要最低限の仕事。そして後者を意識しながら行うことで、あなたならではの視点が生まれてくるわ。あなたの目線で”おもしろい”ことを発見出来れば、それはあなたの手柄よ!やるじゃん!!って言われる瞬間ね。

 

アソシエイトのお仕事、イメージ出来たかしら。チームが円滑に仕事できる雑務全てをやりつつ、思考を伴う調査・分析業務を行う。

調査・分析は俺の仕事だけど、雑務は自分の仕事じゃないって言う人、すっごく多いけど、雑務に気を回せないやつはクライアントにも気を使えない。むしろ雑務がメインの仕事、そこでどう工夫できるかが評価につながる!!と思ってちょうだい。

 


Q8. アソシエイトの時は、雑用ばっかりやらされると聞きましたが本当ですか?それではコンサルファームに入社する意味が無い気がしています。


あら、雑務はいや?

アソシエイトが任される雑務は、ただの雑務じゃないわ。

プロジェクトチームの一員として、円滑にケースワークを進めるための工夫のことなのよ。

今、何が必要かを察知する力、そしてそれを適切なタイミングで実施する力。これらが出来ない人は、雑務ではない、財務分析といったアソシエイトとしての業務もおざなりだわ。

 

もし納得いかないなら、「プラダを着た悪魔」って映画を見ることをおすすめするわ!モノを作れる人間が心地よく働けるために、雑用をそつなくこなすことがどれだけ難しいか。そしてそれが出来る人間がどれだけ優秀か、わかるから。

 

しっかり雑用をこなしながら、他の仕事をやりきる、そんなマルチタレントに育ててくれるんだから、むしろ意味あることなのよ!

 

【タカマツのヒトコト】

まさに!分かっているねぇ~。そう、そうなんだよ。わかり易いコトバで、プロフェッショナル魂が書いてくれている。

  • アソシエイトはコンサルタントのために。
  • コンサルタントはケースリーダーのために。
  • ケースリーダーはパートナーのために。
  • パートナーがクライアントのために。

これ、基本!

 


Q9. コンサルファームに入社するために何が必要なんでしょうか?「地頭の良さ」、と言われてもよくわかりません。


考えることが好きなこと!

もうこれに尽きるわね。

 

「考えるのがめんどくさーい」

「頭空っぽにして言われたことをただやってたーい」

 

って人はコンサルは合わないわ。

 

地頭の良さ、なんて別にいらないわよ。(ある程度でいいの。ある程度で。)考えることが好きだったら自然といろんな引き出しが増えて、頭いいわねって言われるわね。そういう人が集まるから、コンサルタントに必要なのは地頭だ!!って言われるのかも!

 


Q10. コンサルタントの1日の過ごし方を教えてください!


そうねえ~お客様との打ち合わせが近いかどうか、プロジェクトが燃えてるかどうかでけっこう変わってくるから、そのパターンに分けてみようかしら!

 

ケース1(コンサルタント時代)

ーーーお客様との打ち合わせが昨日終わり、社内ミーティングを2日後に控えているある一日・・・

 

9:00 

出社、メールをチェック

 

10:00

昨日プロジェクトリーダーど議論した方向性で作業開始

 

12:00

一区切りつけて、ランチタイム。作業状況が芳しくないときは、デスクでパソコンとにらめっこしながらご飯を食べる

 

13:00

クライアントの担当者と仮説を議論するためにクライアント先に出かける。作業を進めるうえで、自分ひとりの頭だと仮説が偏ることがあるので、現場をよく知っている担当者の意見も取り入れるため。

 

15:00

帰社。クライアントの意見を織り交ぜて練り直しながら昇華していく。

 

17:00

プロジェクトリーダーと打ち合わせ。昨日のミーティングから何が進化したか、クライアントとの議論を経てどう調整したか、相談したい点は何か、を伝えつつ議論し、方向性を適宜修正。

 

18:00

ちょっと休憩。タリーズでコーヒー買ってブレイクタイム。

 

18:30

プロジェクトリーダーと打ち合わせた修正部分を反映。さらに翌日朝いちばんに社内のパワポ部隊にパワポ化してほしいスライドを準備。

 

20:00

帰宅。今日までに終わらせたい分が終わっていなければ、自宅で夕ご飯を食べたあと持ち帰って作業

 

て感じかしらね。コンサルタントにもなると、割と時間は自由だったわ!

 

ケース2(コンサルタント時代)

ーーー明日クライアントミーティングにも関わらず、今までの議論がひっくり返ってしまった状態

 

7:00

プロジェクトリーダー以下全メンバーが会議室に集合。今日の作業確認をホワイトボードに書いて、アソシエイトにはすぐ作業にとりかかってもらう。コンサルタントとプロジェクトリーダーは、ストーリーライン(全体の資料構成)を議論。

 

9:00

アソシエイト、ひたすら作業。一つの作業が終われば、次から次と用意された作業が振ってくる。コンサルタントはアソシエイトを動かしながら、思考を必要とする作業を行う。プロジェクトリーダーは空パック(各資料にどんな内容を入れるか簡単に書いたもの)を生み出していく。効率よく動くために、プロダクションさん(=パワーポイントのスペシャリスト集団、PPT部隊)へばしばし入稿。

 

12:00

アソシエイト、全員分のコーヒーと食べ物を買ってくる。ちょっと休憩した後、作業再開。この頃には空パックを書き終えたプロジェクトリーダーが、コンサルタントと一緒に空パックを持ってパートナーに確認に行く。空パックが通ってる前提で、アソシエイトは作業再開。

 

13:00

若干の修正指示が入るが、概ね空パックで合意が出来ると、その内容であとはひたすら中身を埋めていく。消費者インタビューからわかったことのまとめ、アンケート調査分析、今後のとるべき方向性などなど、書く内容はたくさん。手分けして作業を行う。

 

17:00

プロダクションさんへの入稿はここで打ち止め。あとは自分たちで作業。

 

20:00

パートナーを含め、もう一度全資料を突き合わせてミーティング。さらに修正指示が入るが、方向性は全員納得、一安心。

 

22:00

出前を頼んで一休憩。食べ終わってコーヒー飲んだら最後の修正と、プロダクションさんに作ってもらったパワーポイントの資料を微修正。誤字脱字無いか確認や、ちょっとした色使い、出典の追記など、やることはまだまだある。

 

1:00

なんとか全資料修正終了!明日のミーティング向けに人数分+2部印(急な出席者用)刷して、今日は終了。終電はとっくにないのでタクシーで帰る。

 

燃えてるときはこんな感じかしらね。

まあでも1時で帰れるんだから、人間的な方だと思うわ。

ひどいときは平日はずっと朝4時帰りだったもの。。。

コンサルタントの働き方、イメージが出来たかしら。

アソシエイトの場合は、ミーティング相手がコンサルタントだったりプロジェクトリーダーに変わったりするわね。あと、作業工数を読むのがまだへたくそだから、おもったより作業に時間かかっちゃって、帰るのが深夜になったり、、、となるわ。

 


Q11. 土日はしっかり休めますか?普段忙しくてもいいので、代わりに土日はしっかり休みたいです。


しっかり、とは、完全にオフになれるか?ってことかしら。

正直、完全なオフは難しいわ。

アソシエイトかコンサルタントかでも少し異なるのだけど

アソシエイトの間は、土日のどちらかは基本出社で、半日は作業よ。どんな楽なプロジェクトでもそう。

コンサルタントになったら、作業スピードがアソシエイト時代とかなり代わるので、月2回くらいに減らせるとは思うけど、月2回はなんだかんだでオフィスにいるわね。

あとはもう、プロジェクト次第で負担はもっと増えるわ。上記は、かなり楽めのプロジェクトのときって思ってちょうだい。

忙しいプロジェクトだったら、アソシエイトもコンサルタントも関係なく、土日ずーっと会議室に缶詰なんてよくあるわ。

割りと楽なプロジェクトだとしても、月曜にお客様と打ち合わせでアウトプット状況が芳しくないときなんかは、必死な顔して土日パソコン叩いてるわよ。

 

と、いうわけで土日しっかり休みたい!というのは諦めてちょうだい!休める日も、ある。くらいのつもりでいてね!

 

まあ、ここ最近は社内でも働き方改革が進んでいるから、もう少しマシになっているかもしれないけれど。

 


Q12. 一番つらかったときはどんなときですか?


そうね、、、自分のアウトプットに価値を感じられなかったときはつらかったわ。クライアントからのコンサルフィー、私の分無駄にしてるってことだものね。

一番最初のプロジェクトのとき、まさにそんな感じで、つらかったわね。

深夜12時に、朝の8時期限の仕事を振られて、朝の4時まで働いて、朝8時に会社いって見せて、「なにこれ?」って言われるの。

死ぬほど働くのは、いいのよまだ。

そのあとのデューデリジェンス系のプロジェクトでも、同程度の時間働いてたもの。でも、その時は自分に価値をまだ感じられてたから踏ん張れたの。

ほんとうにあのときは、つらかったわねぇ。。。

 


Q13. どんなときにやりがいを感じましたか?


もうね、これはコンサルタントに限らないと思うのだけど、お客さまに感謝されたとき。これに尽きるわね。

アソシエイトの時代は、どうしても上司に向かって仕事してしまうからそこまでの達成感は得られにくいのだけど、アソシエイトも3年目になるとお客さまと仕事をすることが増えるわ。そしてそんなお客さまが、「BCGに」ではなく、「品川さんに」感謝してくれたとき、例えようのない充実感があったわね!!

 


Q14. 仕事仕事仕事、、、で趣味ももてないのでしょうか?


思いっきり仕事をがんばるつもりではいるものの、プライベートゼロはイヤよねぇ。結論から言うと、趣味、もてるわよ!!

 

わたしはアソシエイトの2年目終わりくらいから、囲碁を始めたわ!!もともとゲームが好きなのだけどね。土日なにしてるの?って聞かれて、ゲームしてますっていうのも、ちょっと恥ずかしいじゃない?だから囲碁、始めてみたの。

月に2回は土日のどちらか昼から出かけて囲碁打って、囲碁友たちと飲んで帰ったわ!飲み屋でも小さな碁盤広げて遊んだりね。

1年くらいそんなことしてたら、囲碁のワークショップを開催している団体のスタッフに誘われて、囲碁のフリーペーパー作ったり、ワークショップ運営したり、活動の幅は広がっていったわ!!

 

ただ、ケースにもよるけど、最初の1年はなかなか時間が取りづらいっていうのと、2年目以降も、非常に忙しいケースにアサインされてしまうと全く時間をさけなくなることはあるわ。1か月間、ほぼ缶詰。みたいなケースもあるしね。

でも、ちゃーーんと、自分の時間をもっていけるわよ!安心して。

 


Q15. 昇進出来る人と出来ない人には、どんな差があるんでしょうか?


バリバリのエースでもない限り、ものすご~く明確に差があるってわけじゃないわ。ただ、やっぱり昇進できる人には

 

仕事を投げてほっといても安心

 

この要素は必須ね。

 

私自身、コンサルタントの時点で退職してしまったのでアソシエイトからコンサルタントへの昇進について、主にお話するわね。

じゃあ、どういう人だと「仕事を投げてほっといても安心」なのかしら。

  • ある程度の作業がミスなく素早くしっかり出来て
  • 上司が不安になる時間の前に相談にきてくれて
  • クライアントとも議論ができる

この3つじゃないかしら。

1点目は、まず新入社員としてみんなが目標にするところじゃないかしら。

エクセルでの財務分析、パワーポイントでの資料作り、アンケートの質問票づくり、市場調査、などなど、一つでもしっかりできるようになれば、自分の自信になるわね。

 

次に2点目。え?相談するだけ??って思うかもしれないわね。でもこれは簡単そうに見えて実は案外難しいの。

  • 上司が振った仕事のどの部分が不安に思われるか、そして
  • どれくらいのタイミングで相談に行くべきか。

これはある程度働いてみないと、意外とわからなかったりするわ。

上司から「お前、アレどうなった?」って聞かれたら、敗け!!先に、「ちょっとお時間いいですか?この調査の件なんですが、、」って持って行ってあげて。そのために、作業をする時間を100%つかうんじゃなくて、調査や分析をどう伝えるか考えたり、まとめたり、相談したいことをリスト化したり、ああ!そうそう、資料をコピーする時間もいるわよ。ある程度のところで作業を切り上げて、上司としっかりコミュニケーションを取っていける力。これができるようになると、だいぶ安心できるわね。

 

でも、それだけじゃだめ。そこで3点目。クライアントと議論できること。これは難しそう!って思うんじゃないかしら?そうね、自信もってできるようになるまでは、難しいわ。ふと気づいたら、できるようになってるのだけどね。

ポイントとしては、

  • 今日は何について相談しにきたか(議論のゴールは何か)、
  • 自分としての意見は何か、

この二つを絶対に用意していくこと。

クライアントは、現場のプロ。こちらの考えと違う答えが出てきたり、「なんとなく違う」なーんてことを言ってきたりするわ。

そのとき、どこが気持ち悪いのか、なぜ、クライアントはそういう考えなのかを聞きながら、より良いものにするにはどうしたらいいか、議論をするの。

するとあら不思議。ものすごく進化してオフィスに帰れるわ!!

 

ここまでできるようになっていれば、コンサルタントとしての要件を満たしているんじゃないかしら。

コンサルタントの要件って、評価シートに細かく定義されているんだけど、この3点のほうがよっぽどわかりやすいと思うわよ!!

 


Q16. プライベートでも、論理的思考力って活かせそうですね!具体的に役に立った場面はありましたか?


うーーーん。コンサルタントって、論理的思考力が必ずしも高いわけじゃないし、仕事では論理的なのにプライベートでは急にイロジカル(=Not ロジカル)になる人もいるし、コンサルタント=論理的思考力がある=プライベートでも論理的!ってわけではないのよ。

 

わたしの例でいえば、将来のことを考えるとき、色々ある選択肢を漏れなく、ダブり無く、同じレベル感で3つくらいに絞って検討することが出来るようになった、くらいかしら。

例えば、結婚式をあげるとして

  • 挙式+食事会のみ
  • 挙式+食事会+別日に1.5次会
  • 挙式+披露宴

希望をこの3択にしぼって、それぞれのメリット・デメリットを考えたり。

 

あとは長期的に時間をかけて行うようなことは、ワークプランを検討するようになった、とかかしら。

例えば、医学部編入試験で、現時点から受験日まで線表引いて、数ヶ月単位の計画、月ごとの計画、週ごとの計画、日ごとの計画、に落とし込んだり。

 

論理的、、、って言えるかわからないけど、頭の中をこうやって整理すると、計画実行しやすかったり、他人を説得しやすかったり、何かと便利な気はするわね❤

 

【タカマツのヒトコト】

ほんと、この説明するときに「例えば、結婚式をあげるとして」としちゃうのが、ファンタジスタ。品川さん、もうすぐ結婚するんですか?って質問したくさせる。でも、出てきません笑

 


Q17. 頭の良さって、鍛えることが出来ると思いますか?出来るとしたら、どうやったらいいんでしょうか?


頭の良さって、生まれ持った才能って思ってる人、多いわよね。

もちろんそういう要素もあるわ。でも、「ああ、この人頭いいなあ」って思われるようになるのに、才能は人並み程度あれば十分よ。

 

どうしたらいいか、ですって?答えはかんたん。

普段から、いろんなことを吸収して、それについて思考するの。

わたしがどんなことをしてたか、軽く紹介するわね。

  • 大学時代の専攻だった生物に関する本を読んで、生物の定義について考える
  • 高校までカソリック系の学校に通ってたので、歴史背景とともに聖書を解説してる本を読んで、現代での聖書の役割について思考する
  • 小説を読んで(特に山崎豊子は好きだったわ)その時代背景について調べる
  • 高校の時だいっきらいだった物理だけど、理解できたらおもしろいかも?と思って、初心者向け量子力学の本を読んで、自分なりの言葉で説明できるか咀嚼したり、超ミクロの世界に思いを馳せる
  • 囲碁のフリーペーパーを作成することになり、いろんな雑誌がどんな構成をしているのか、どんな記事がおもしろいかを研究して、囲碁版だとどんなことが出来るか考える
  • 囲碁と経営の戦略上の共通点を考える
  • 日経オンラインで気になった記事を読んで、自分の感想を持った後、世間の反応との差をみてみる

どれも、ビジネスには直結しないでしょ?でも、こういう他愛もないことを吸収して、

 

さ ら に そ れ を 思 考 す る

 

いい?本を読むだけなら、やってる方たくさんいるわよね。ポイントは、そのあとどんなテーマでもいいから、思いにふけること、思考すること!!そうすると、自然といろんな話の引き出しができて、頭がいい人、といわれるようになっているわ。

 

え?新卒採用の面接で頭がいい人が受かると思ったから聞いたけど、そんなことしてても受からなさそうですって?

ケース面接は、あれは習得できる一種の技術よ。面接技術だけ上げても、底が浅いとジョブで落とされるわよ!!

 

【タカマツのヒトコト】

まさに、同意見!。BCG風にいうと「アブソリュートリ アグリー!」考える力は本当にスキルなのよ。ぜひ、「考えるエンジン講座」に。いや、さすが、ファンタジスタ品川。ナイスパスです。広告、完了!

 


Q18. 学歴ってどの程度必要ですか?MARCHレベルでtire1ファームに入社するのは難しいでしょうか?


新卒でコンサルファーム、特にマッキンゼーやBCGのようなファームに入社するとなると、残念ながらある程度の学歴は必要となってくるわ。

 

国立だと旧帝大以上、私立だと早慶くらいまでしかほぼ見かけたことないわね。。。

あとは海外大出身。

 

もし、あなたが学歴で彼らと劣ると感じている。が、どうしてもコンサルを志望するなら、社会人5年目までに、素晴らしい経験を積み上げてから転職するのがいいと思うわ。

 


Q19. どんなプロジェクトが面白かったですか?


そうねぇ、ここは個人の趣味でわかれるところよね。

わたしは「こういうプロジェクトが面白かった!」というよりも、全てのプロジェクトにおいて「最初の半年くらいまでが楽しい!」って感じだったわ。

どんなプロジェクトでも、お客さまたちはかなりの高額を投じてコンサルを雇っているわけだから、案件自体はどれも大きくてわくわくするの。

ド安定のインフラ企業による新サービス開発や、人事制度ゼロからガラガラポンや、M&A案件や、海外支社の立て直しや、、、いろいろやってきたけれど、どの案件も、初めから半年くらいまで携わるときが、パートナーの手腕が見れたり、各企業のバックグラウンドをどんどん知れたり、一番わくわくしたわね。

 

逆に、あまりに1つのプロジェクトに長くいすぎると、自分の中でNEWな要素が減るからかしらね。興味がうすーくなっていったわ。。。飽きっぽいのかしらん?

 


Q20. お客さんに言われて感動したことばは?


素敵な質問ね!お客様に言われてよかったっていう言葉が何よりのモチベーションになるもの。いい振り返りができるわ。

 

一番感動したのは、コンサルタントに昇進するきっかけとなったプロジェクトを最後去るとき、ずっと担当していたお客様に言われた言葉。

「最初はずいぶん若い子が来て、大丈夫かな・・・と不安に思いましたが、品川さんと一緒に仕事をするにつれて、いろんな視野が広がり、とても成長することが出来ました。一生懸命じぶんたちのために頑張ってくれてる品川さんを見ることも、励みになりました」という言葉。この方のおかげで成長させてもらったと思っていたから、わたしと一緒にお仕事をすることで彼自身も成長しましたという言葉は、とても胸に響いたわ。最初は何度も何度も、わたしがアポを取りにいっていたのに、だんだん彼のほうから私に相談してくれるようになったとき、彼のパートナーとなれたんだなと心底思ったもの。

このプロジェクトをきっかけに、コンサルファームのトップをパートナーと呼ぶことを本当の意味で理解できたわね。



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新卒コンサル入社編【前編】

新卒コンサル入社編【後編】