「考える力」を鍛えるに相応しいモノを
“週3冊”を読み続けて10年超、その中で「考えるチカラ」を鍛えるに相応しい、その名も「考えるボン(本)」をご紹介します。
ドナルド・C・ゴース ,
G.M.ワインバーグ (著)
一発目のご紹介は勿論、この一冊。
この本に出会えてなかったら?
と思うとぞっとします。
前前職=NTTデータの2年目の研修で一緒になった友=山本さんから紹介を受け、読んで本当にトリハダが立ったの覚えています。この本は私の愛する「論点」について書いてある本です。和訳が時代錯誤的であるのが少し残念ですが、それでも余りある「名著」です。
言い方を変えれば、この「論点のセカイ」を自分のモノにする講義が、
「考えるエンジン講座」
ともいえます。
本当にお勧めです。
ぜひ、読んでみてください。
ロルフ・ドベリ (著)
この本はあまり有名ではないはず!?
52個のショートストーリー仕立てになっていて、小気味よいリズムで「考え方」を教えてくれる名著。
これらの「明快な」答えがこの本に。
その他にこんなのが49個もあるんだから、たまらない。
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56頁「権威のワナ」
87頁「お抱え運転手の知識のワナ」
98頁「報酬の刺激のワナ」
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に答えはあります。
まじ、お勧めボンっ!
木村 健太郎, 磯部 光毅 (著)
博報堂ケトルの代表お二人が書かれた名著。
「クリエイティブ」⇔「考えるチカラ」
距離があるように思えるけど、
「そうじゃない!」
ということが良くわかる本。
ぜひ、読んでいただきたいオススメボン!!
ダン・ハース (著)
「アイデアの力」・・・
この本は、本の名前だけがイマイチ。
それ以外は本当に名著。
アイデアの「発想」の本かと思いきや、英語の副題である
「なぜ、数あるアイディアの中で生き残りるものと消えるものがあるのか」
の方がしっくりくる。
著者はアイディアの「伝え方」の法則を6つの頭文字をとってサクセス(SUCCES)と名付け、それぞれ事例を挙げて説明している。
(1) 単純明快である (Simple)
(2) 意外性がある (Unexpected)
(3) 具体的である (Concrete)
(4) 信頼性がある (Credible)
(5) 感情に訴える (Emotional)
(6) 物語性 (Story)
パッとは読めないので、「この本にシコタマ、書きこんでやるぜ」と意気込んで読むべき一冊。
嶋 浩一郎 (著)
11歳年上の憧れ「嶋浩一郎」さん。
面識もキャリアもまーたくないんですが、いつか、お会いできるまでに私もなりたいです。
そんな、嶋さんの「ノートのとり方」と、アイデアの出し方。
嶋さん、かっこよすぎませんか?
恒川 裕康 (著)
この本は知らないでしょ?
「IT技術者」
って、そもそも頭がいいヒト多いと思いますが、その感じが伝わってきますし、それを習慣として行動に落としている名著。
畑村 洋太郎 (著)
まず、読んだら、直ぐに「わかる」のが、
「畑村先生、賢っ!」
いまでも、最初に読んだ時の鳥肌は忘れない。けど、内容は忘れた。
これを機会に、もう一回、読もう!
古谷昇 (著)
BCGから独立し、ドリームインキュベータ-を設立した方の本。
たぶん、BCG時代にコンサルタントへの研修パッケージを、加筆修正して作ったと思われる本で、本当に、コンサルタントの考え方や仕事の仕方などが物凄く分かり易く書いてある本。
ただ、一点だけ、欠点がある。
それは、絶版していること。
しかし、Kindleであれば、買えるのでご安心を。
紙を愛するひとは、5千円くらい払えば、アマゾンで買えるのでご安心を。
まぁ、いい本です。
小沢 正光 (著)
先日「考えないボン」でご紹介した名著“おざわせんせい”の、その「小沢正光」さんが書かれた。
この本の欠点は一つしかない。
「字が、小さい。字が、印刷ミスかのように小さい。」
構成も、右側に“メッセージ”がシャープにあり、それを左側で解説するという、私が一番好きな形。
「正論はいらない」
「アイディアを生む言葉」
「紙に書く」
など、堪らない。
ほんとに、すばらしい。
講演とかないかな。
松浦弥太郎 (著)
もちろん、ご存じ「松浦弥太郎」さんの新書。
どこをどう開いても、読みやすい。
私が刺さったのは、
p.236
つながりは点線にする。
p.176
うまくいかないときは力を抜く。
p.408
人を嫌いにならない。
p.62
まじめさに逃げない。
p.s.
考えるボンっ!か、考えないボンっ!か。迷いましたが、とりあえず、数が少ないから・・・ではなく、内容で「考えるチカラ」を鍛える部分が入ってましたので、考えるボンっ!としました。
木村 尚義 (著)
こういう「頭の体操」的な本、
ほんと、大好き。
「答えを絶対に見ない!」と
”考えること” を楽しむもよし、
「問題を見て、すぐに答えを見る!」と
”スッキリ” を楽しむもなおよし。
かつ、本書の「はじめに」が、
【本書を手に取られた、あなた、あなたはラッキーです。】
から、始まる。
この、成功哲学チックな始まり方もなおよし。
作者の名前も、”なおよし”。
小林 賢太郎 (著)
この本は「考えないっボン」に思えるでしょ?
ところがどっこい、
これこそ「考えるボン」。
ご存じ「小林賢太郎」さん。
本当にずるいお人。
まず、カッコいい。
つぎに、バカ!もできるお笑い芸人。
そして、考える力もありまくり。
って、本当にずるい。
この本の中の言葉をピックさせて頂くと、
変な人であることを認めつつ、自分の普通さを死守する
仕事は重ねない、重なったら机を変える
オリジナルを生み出す ということから逃げない
ご賞味あれ。
ジャイルズ・ルーリー (著)
こんな良い本をご紹介するのを忘れておりました。
「へ――――」
「ほ――――」
と思うショートストーリーが詰まっています。
「示唆深い」ストーリーを読み、「考える力」の凄さを感じるにはもってこい!
であるため、あえて、“考えるボンっ”に入れさせていただきます。
原書のタイトルは「囚人とペンギン」なんだけど、間違いなく、この方がいいと思う。
ほんと、素敵なこと。
エリヤフ・ゴールドラット (著)
社会人1年目にこの書を読んだとき、ハマりにハマった。
「エリヤフ・ゴールドラット」シリーズ。
数多く出てますし、全て読みましたが、間違いなく、この本がナンバー1。
しかしながら、写真では分からないかもですが、552頁あります。
しかし、読み始めてほしい。一瞬だから。
中島 義道 (著)
哲学博士 中島義道 さんの御本。
哲学? つまらない? 読みにくい?と思われるかもしれないが、全くそんなことはない。
まず、1ページ目にはこう始まる
笑顔の絶えない顔は気持ち悪い。
私は笑顔の絶えない顔が嫌いです。
そんな顔を眼の前にすると、とたんに居心地が悪くなる。
人生、笑ってばかりもいられないでしょうに、と思います。
もう、中島先生ったら。
きっと、この方、エロいと思う。
まだまだ、ご紹介したい本はたくさん。
いま、オフィス引っ越しを機に昔の本に触れる機会があり、
「あ・・・・これ、わすれてた!」
の連発です。皆さん、ご期待ください。
そして、できれば、考えるエンジンピットの方も、ぜひご登録をお願いいたします。メルマガは2週間に1度しか来ませんし、2016年12月31日までに千人目指しております。
ウッディー・ウェイド他 (著)
この本は「痒いところに手が届く」本。
たぶん、10人に1人はこの本を手にとり、鳥肌が立つ。
たぶん、10人に3人は、え?絶版なの?と、イラ立つ。
この本は「新しいコトバを教えてくれる」本。
考えるチカラと、語彙力は強く結びついていると思っていますが、この本には未来を考えるときに必要な語彙が、たくさん散りばめられています。
瀧本 哲史 (著)
考えるボンッにも紹介した名著「なぜ、間違えたのか?」の本と、凄く似ている。
『僕は君たちに武器を配りたい』でビジネス書大賞を受賞した作者。
AKB48から、労働市場、大学入試、オリンピック、地方創生まであらゆる事象を分析して「成功の方程式」を示した戦略本。
帯には「バカは市場で勝ち残れない。」とある。
経歴を見たら、マッキンゼー!!!。
こういう方って、BCGからは生まれず、決まってマッキンゼー!!!ってのが、なんか、切ない。
まじで、お勧め。
伊藤 真 (著)
私は、「考える」「思考」などの”考える”系のキーワードをアマゾンで検索して、全て買って読むということを日課の一つにしています。
先週、写真の7冊を購入し、、、、考えるボンッ!を一つ発見しましたので、ご紹介。
もちろん、ご存じ、弁護士を生み出す、勉強の天才ともいわれる「伊藤真先生」のご本。
考える訓練
「唯一の正解のない世界で生きていくために。」
考えるチカラは「優等生、要領がいい」といった
”正解がある世界”
ではなく、
”正解のない世界”
でこそ、必要となるスキル。
ぜひ、ご賞味あれ!
トム・デマルコ (著)
知ってますか? トムデマルコ。
システムエンジニアの方なら、ご存じの方も多いかと。
システム開発のトラップというか、「こうなるから、こうしたら?」というのをストーリータッチに書いてある本が多数あります。
その中の一つであり、私がNTTデータ時代に読んだ、思い出深き一冊
ピープルウエア
名前のセンスも抜群。
プロジェクト管理について、示唆がほんと、100個くらいあります。
ご賞味あれ。
ロバート・B・チャルディーニ (著)
これはご存じの方も多いはず。
私はBCG時代に、同期の佐藤さんから教えてもらい、感動した本。
社会で騙されたり丸め込まれたりしないために、私たちはどう身を守れば良いのか?
ずるい相手が仕掛けてくる“弱味を突く戦略"の神髄をユーモラスに描いた、世界でロングセラーを続ける社会心理学の名著。
待望の第三版は新訳で楽しく読めるマンガを追加し、参考事例も大幅に増量。ネット時代の密かな広告戦略や学校無差別テロの原因など、社会を動かす力の秘密も体系的に理解できる。
私がご紹介するまでもない本です。
が、第3版になり、表紙の色が「青」に。
これは、昔のほうがいいと思う。
あ、これも、まさか・・・影響の武器的思考かしら・・・
ご賞味あれ!
入江慎也 (著)
「友達5000人芸人」といわれる
カラテカ 入江さんが書いた本。
え?この人?って思うかもしれませんが、
この本、まじで最高です。
新人、いや、ビジネスパーソン全員が読むべきだと思う。
この中に、人付き合いの秘けつが。。。
ご賞味あれ!
野矢 茂樹 (著)
この本は、読みずらい人もいらっしゃるかも
しれませんがご賞味いただきたい、名著です。
私がもっとも愛する本
「ライトついてますか?」
に通ずる、素敵な本。
1頁めくれば、もう虜になることでしょう。
「招待状」と称して、こんな素敵な
メッセージが綴られている。
「考えるということは、それは余白の運動です。」
痺れます。まずは、書店で、手に取ってください。
ジェラルド・M・ワインバーグ (著)
ワインバーグに始まり、ワインバーグで終わる!
といってもいいほど、コンサルタントを
目指す方は、読みまくってほしい。
すぐにはピンっ!と来ないだろうし、
すぐには使えないかもしれないが、
なんども読んでいるうちに、
あーーー!これだこれだ!まさに、これだわ!
ということになる。信じて、読んでほしい。
ご賞味あれ!
トム・デマルコ (著)
プロジェクト!
プロジェクトを遂行する上でハマる罠!
が、キャッチ―なコトバで彩られながら、
見事に描かれた名著中の名著。
「サイダーハウス・ルール」
「その名は“ベン”」
「機能のスープ」
わぁ、ほんと、読みたくなる。
ご賞味あれ!
ウォーレン・バーガー (著)
ほとんど、毎日!Amazonを訪れた甲斐が・・・
ありました!みなさん。
6月23日に発売された本を、
発売2週間で出会うことができました!
「解より、問い」
ということを、語りつくしています。
「良い問いの作り方」
も語りつくしています。
ご賞味あれ!
~世界で一番仕事ができる人たちはどこで差をつけているのか?~
服部 周作 (著)
考えるボンッというよりは
セクシーな働き方ボンッ!
今、コンサルタントな方も、目指される方も、読んで、
一つずつ、業務に取り込んでいくと
少しずつ、“セクシー”になれると思います。
マッキンゼー式。
やっぱ、憧れます。
~ 道なき道の歩き方~
西野 亮廣 (著)
少なからず、今年2016年のベスト本。
一週間に3-5冊は読んでいるから、
100冊以上読みましたが。。。
最高。
もちろん、“考えるボンッ”。
まぁ、私を信じて読んでみてよ。
本当に良い本すぎる。
~ 考えさせない時代に抗して~
野矢 茂樹 (著)
50個のショートエッセイが続き、読みやすく、
なにより、ユーモアに富んでいる。
少し前にやっていた、松ちゃんの○○な話しの、
そう、バカリズム的な視点に思える。
まぁ、面白いから、ご賞味あれ。
入試問題
ドレスコード
考える技術
と題名だけで、痺れる。
繰り返しになりますが、ご賞味あれ。
ジェームズ・ワット (著)
読んだタイミングが抜群だったってことも
あるが、この本にはその名のとおり
「パンク」がある。
なんとなく、10年前から「形にする」と
3年突っ走てきて、あと3年で完成させれそうと
15%くらい思った今、この本を読んだ。
したら、
まだ、やりたいことが他にもいっぱい。
いや、というよりは、
「やりたいこと!は、やりたいものは全部オッケー」
うーーん、違うか。
自分のできること!や勝てそうなことで
いつのまにか、
「やりたいこと!」
を狭めていたなと。
そう、なんでもやりたいこと!をやりゃいいんだよ。
と100回くらい気づかせてくれる本。
とりあえず、まじで、「起業して、4年目の私」
には、もってこいの本でした。
~ あなたには無限の可能性がある~
ダビッド・J. シュワルツ (著)
「考えるエンジン講座」の受講生に、
本をお貸ししているので、手元に本が無いことも多い。
したら、さっききた生徒が
「お借りしてた本が・・・」
と読み終わって返してくれたのが、この本。
この本の、148・149頁の
「人に好かれるための10の方法」
は、早く早く読んだほうがいいです。
そのほかにも、イロイロ学びの多い本です。
ご賞味あれ!