考えるボン#01-24


01_吉越亘、経営戦略を語る

#01. 吉越亘、経営戦略を語る

 

CDIを創設した「吉越亘」さんの本です。

 

この本を読めば、「本当の戦略思考とは何か?」に触れることができます。

 

ただ、この本は絶版しております。

しかし、ご安心ください。

その内容と同じものが、コラム形式で、CDIのHPに載っております。

ので、こちらを1986年から遡る形式で、お読み頂ければ、「無料で」同じ、体験ができます。

(ご参考:CDI HP) No.1 経営戦略と日本的思考 1986年07月01日

 

Amazonでもたまに、少し高いですが中古出てますので私のように「本棚にお守りとして並べたい」方は是非、ご購入ください。


02_トム・ピーターズの経営破壊

#02. トム・ピーターズの経営破壊


マッキンゼーから独立した、天才「トム・ピーターズ」さんの本です。

 

語り口がウイットとユーモアに富んでおり、読みやすい本となっております。

 

「エクセレント・カンパニー」という本も書いております。

 

が、 断然、こちらの方が好きです。


03_なぜ、間違えたのか?

#03. なぜ、間違えたのか?‐誰もがハマる52の思考の落とし穴


コンサルタントの「切り口」と言いますか、

 

(斜に構えたとは全く異なる)「こう見るのね、コンサルタントは」 的な

 

目から鱗な視点=思考の落とし穴 を、短編形式で説明してくれています。

 

またもや、絶版しておりますので、友達に借りるなり、古本で買うなり、してしまいましょう。


04_数学を使わない 数学の講座

#04. 数学を使わない 数学の講座


20年来の親友で天才弁理士!から、教えてもらったのが、この本。


彼ともう一人の親友で “新しい形” のコンサルティングファームを作ろうとしてますが、議論していて、つくづく思うのは、

 

コンサルじゃくても、普通に天才は「考える力」がモンスター級だな

 

ということ。


他の「考えるボン」に比べると題材が題材なだけに読みづらさを感じると思いますが、

第5章「常識の陥穽(おとしあな)」から脱する方法

から読むのがお勧め。


05_1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法

#05. 1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法


思想家・事業家であられる「山口揚平」さんのご本。


正直、頭良すぎて、彼にとっては普通でも、僕にとっては「抽象的」やん。
なのですが、この本の、87~99ページからの、

物事を考えるのに役立つ4つのツール

は、プラクティカル(=明日にもでも使える)ので、ありがたい。


そのページから読むのがお勧め。


「考える力」に限りませんが、目に見えないモノをマスターするときのポイントは、

 

同じことを違う人の説明で触れる

 

こと。そうすると、

 

・あの人はこう言っていたのに、この人はこう言っている
・あの人も、この人も同じこと言っている

 

という、理解する「きっかけ」をもらえるのです。

なので、同じような本を複数冊読むのは本当に大事なのです。


06_もっと早く、もっと楽しく、仕事の成果をあげる法

#06. もっと早く、もっと楽しく、仕事の成果をあげる法


BCGから、DIを堀さんと共に作り上げた「古谷昇」さんのご本。

 

少し前までは、Kindle版が無かったので、絶版本でした。

幸運にも、今は、パッと読むことができます。

 

この本はBCG時代に、彼が若手向けに研修をしてくれていた頃の内容を本にしてくれており、コンサルタントになったら、必ず、読んだ方がいい本です。


07_益源

#07. 益源


Twitterで教えてもらったのがこの本「益源」。

 

コンサルタントの時よりも、今の「事業家」である自分に刺さる本。

 

ですが、逆に言えば、コンサルタントこそ、この本を読んで、世の中から揶揄されている 「絵に描いた餅」「口だけ」「高級文房具」から一歩出る上でも、この本を噛みしめたほうがいいと痛感しました。


08_ザ・レトリック‐人生の武器としての伝える技術

#08. ザ・レトリック‐人生の武器としての伝える技術

 

この本の弱点は「厚いこと」だけです。

あとがき含め、557ページある。

なので、この本の読むタイミングだけは間違えてはいけない。

 

今からあげる本を読んだ上で、読むことをお勧めする。

 

先に読むべき5冊

ライト、ついてますか?

イシューからはじめよ

仮説思考

論点思考

Q思考

 

この5冊を読み、「論点」というものと少しじゃれてから、この本を読み始めてほしい。

「伝える技術」となっているが、完全に「考える力」を鍛える本に他ならない。


09_Q思考‐シンプルな問いで本質をつかむ思考法

#09. Q思考‐シンプルな問いで本質をつかむ思考法

 

表紙にもプリントされているが、

 

「たった1行の問いで、非凡な思考が無数に降りてくる」

 

これを実現し、お金に変えているのが、「戦略コンサルタント」だと僕は信じている。

 

あえてかくと、コンサルティングファームの中に、「戦略ファーム」と「そうでないファーム」というのは存在しない。

けど、「戦略思考ができるコンサル」と、「そうではないコンサル」は存在する。

 

そう、この「戦略思考ができるコンサル」こそが、「戦略コンサルタント」なのだ。

 

そういう意味で、本からでも「考えるエンジン講座」からでも「戦略思考」を徹底的に、習得すれば、気付かないうちに、「戦略コンサルタント」となっている。

※ 弊社提供のWeb教材でも「戦略思考」に特化した教材をご用意しております

(ご参考:悪魔の戦略思考~凡人の僕を「天才」にしてくれる思考法 - 「戦略思考」を意識的に使うコツ

 

話を本に戻すと、考えるボンの中には、私が探した限り、この

 

「いかに、問いを設定するか?」

 

を語ってくれている本はすべて入れてある。それが読みにくかろうが、なんだろうが、入れてある。

 

それは、それが 「戦略コンサルタント」の矜持であるため、読みにくくても読んでほしいから。


10_畑村式「わかる」技術

#10. 畑村式「わかる」技術

 

「失敗学」権威、「畑村洋太郎」さんのご本。

 

第1章から、もう虜になるだろう。

 

第1章「わかる」とは何か?

 

が、本当に平易な言葉で、説明してくれている。

 

何かを調査したり、課題を解決する中で、当然、「わかった!」があるだろう。

その「わかる」ということを科学してくれています。

 

講談社現代新書ですので、あとがき入れて、189ページですし、非常に読みやすい本に仕立ててくれております。


11_アイデアのちから

#11. アイデアのちから

 

原書のタイトルの方がピンとくるのではなかろうか。

 

Made to Stick-Why some Ideas Survive and Others Die

 

この本には「記憶に焼き付くアイデア6原則」というものを提唱してくれていて、それを丁寧に説明する構造になっております。

 

あとがきいれて、357ページありますので、読むのには気合がいりますが、23ページから5-6ページが骨子となっているので、それを読むだけでも吉。


12_パラダイムの魔力

#12. パラダイムの魔力

 

ご存知、「仮説思考」「論点思考」を書いた、元BCG日本代表の内田和成さんがお勧めしてBCG内に広がった本。

 

出版は1995年ですが、今もあせることなく、バチバチにインサイトをくれます。


13_大きく考えることの魔術

#13. 大きく考えることの魔術

 

「考えるボン」の中でも、「最高の人生と仕事をつかむ18分の法則」と同じ系列の、行動習慣、心構え、考え方を語ってくれています。


14_社長のための世界の朝礼 ネタ集

#14. 社長のための世界の朝礼 ネタ集

 

考えるボンの中でも、数少ない「示唆」を出す力を鍛えられる本です。

 

示唆というのは、簡単にいえば、

 

あるファクトから言えることは何か?

 

であり、英語でいうと、So-what?、インプリケーション、メッセージと同じものです。

 

但し、この本で「示唆」に慣れ親しむことができるとは思いますが、示唆抽出の方法は教えてはもらえません。


15_ブレイクスルー‐ひらめきはロジックから生まれる

#15. ブレイクスルー‐ひらめきはロジックから生まれる

 

著者の「木村健太郎」さんは、就活の際、BCGと博報堂からオファーを貰い、博報堂に行ったという逸話を聞いたことがある。

 

本当かどうかはさておき、その右脳と左脳の、どちらもプロである木村さんならでは、いや、彼にしか書けない、最高の本である。


16_センスは知識からはじまる

#16. センスは知識からはじまる

 

コンサルタントは「右脳」=ロジックモンスターの集まり見えるし、ぼくもそう見えていた。

 

けど、実際は、そういう人もいるけど、実際に“パートナー”(マネージングディレクターの、BCG的呼び名)は、 ロジックというよりも、経験から培われた「ビジネスセンス」モンスターだと。

 

それをここまで綺麗に書かれた本は世の中にありません。

 

ですので、特に、昔から

 

〇〇君って、ロジカルだよね(冷ややか)

 

って方は、ぜひとも、読んで、更なるモンスターになってほしい。


17_本質を見抜く「考え方」

#17. 本質を見抜く「考え方」

 

国際政治学者が説明してくれる「考える力」。 

 

目次を見てみると、心を惹かれる方も多いのではなかろうか。 

 

目次

第1章 考え始める技術

第2章 考えを深める技術

第3章 間違いを減らす技術

第4章 世の中を考える技術

第5章 疑問を抱く技術

第6章 情報を考える技術

 

ワクワクしませんか?


18_右脳思考を鍛える-「観・感・勘」を実践! 究極のアイデアのつくり方

#18. 右脳思考を鍛える-「観・感・勘」を実践! 究極のアイデアのつくり方

 

もちろん、ご存知「内田和成」さんのご本。「スパークする思考‐右脳発想の独創力」の復活版である。

 

考える力というよりは「働き方」に軸足がある本なので、実践的。

 

以下の2冊を先に読むことをお勧めしたい。

先に読むべき2冊

仮説思考

論点思考


19_達人のサイエンス‐真の自己成長のために

#19. 達人のサイエンス‐真の自己成長のために

 

畑村式「わかる」技術の、さらに突き進んだ感じの本。

 

基本、考える力とは少し距離がある本であるが、名著なので、紹介したい。

 

コンサルではよく、こう言われる

 

「成長は自己責任」 と。

 

そういう意味で、一度読んでおくと、「達人になるためにどうすればいいか?」のヒントを貰えるだろう。

 

考えるボンとしては後半に読む本ではあります。


20_最高の人生と仕事をつかむ18分の法則

#20. 最高の人生と仕事をつかむ18分の法則

 

考える力というより、ビジネスライフの心地良い過ごし方は?を説いてくれる本であるが、学びが深い。

 

特に、55ページの

 

「彼のことを好きになる必要はない」

 

という章。

 

ぜひとも、読んで頂きたい。


21_未来に先回りする思考法‐テクノロジーがすべてを塗りかえる

#21. 未来に先回りする思考法‐テクノロジーがすべてを塗りかえる

 

コンサルタントも「戦略思考」×「テクノロジー」の時代のど真ん中におり、テクノロジーに明るくなければ、ならない。

 

メタップス社長「佐藤航陽」さんが書いた本。

 

テクノロジーが変えていく世界を予見する。

というか、テクノロジーと自分・ビジネスの関係はどうなのか? に迫る、とても面白い本です。


22_問い続ける力

#22. 問い続ける力

 

「論点」の大事さ、「問い」の大切さを語ってくれている本の一つ。

 

70ページ以降は対談形式なので、僕は好きじゃない。

 

が、69ページまでが、面白いので、是非、読んでもらいたい。


23_逆説のスタートアップ思考

#23. 逆説のスタートアップ思考

 

スタートアップを科学する第一人者「馬田隆明」さんの本。

スタートアップというと、起業家が読めば?と思われがちだが、そんなことはない。

 

新しいことを生み出す起点・ヒントが詰まっているので、コンサルタントに限らず、誰にでも、刺さる内容になっている。

 

僕の整理でいえば、考える力の中でも、「ビジネスセンス」が磨かれる本である。


24_読みたいことを、書けばいい。

#24. 読みたいことを、書けばいい。

 

思考力と、言語力は密接に繋がっている。

ので、「いかに言語化するか?」=書くか?を学ぶと、自ずと、考える力を鍛えられるのだ。

 

考えるボンの中でも「言葉をセクシーにする」本をいくつか紹介してある。

 

「言葉をセクシーにする」本

心をつかむ 超言葉術

解決は1行。 など。。。

 

ぜひとも、纏めて読んでしまいましょう