コンサルタントへの扉が開いたら

”入コン”する前に知っておくべき29のこと

~コンサルタントへの転職を成し遂げ、狭き門を通過した皆さんに送る29のメッセージ~


 


#01. ストレスの根源は、エクセル

実体験を踏まえても、コンサルタントになり、入社1年目を健やかに過ごしているヒトに共通して言えることは「エクセルシート」を使いこなしているということ。

 

私は「if関数」さえ、知らずに、同期でパートナーになった、高部さんに、本当に手取り足取り教わり、本当につらかった。

今でも、エクセルは嫌いだ。けど、もしできていたら、もっと1年目楽だったな~と思う。


では、実際にどのくらいできれば、いいか?と言えば。。。

  • 「グーグルで調べながらでも関数を使える」こと
    • 基本的な関数を知ることも大事ですが、それ以上に、“きっと、これを実行するための関数があるはず”と関数を「探せる力」が大事
  • 実戦的にいえば、「ビジネス・シミュレーション」を回せること
    • エクセルを回す!って表現をするのよね、この世界。

 

なので、入コン前に、この講座を受けてから後から紹介する本を読むことをお勧めしたい

  • エクセルで学ぶビジネス・シミュレーション・セミナー(熊野 整)

エクセルでこれ以上に良いセミナーはたぶんないだろう。超入門から始まり、実戦編など、徐々にできるようになれるようになっている。私の生徒も数多く行っているが、評判がすこぶるいいので、お勧め。

 

これ以外にも、エクセルセミナーはあります。これはあくまで、過去の生徒が受けたものを載せてあり、ややクセがあります。

加えて、エクセルを学ぶ上で、良い本をご紹介。というか、熊野整さんの本を全部読みましょう。

  • ビジネスエリートの「これはすごい!」を集めた 外資系投資銀行のエクセル仕事術---数字力が一気に高まる基本スキル
  • 外資系投資銀行がやっている 最速のExcel

 


#02. エクセルを心得たら、こちらにチャレンジ!=財務シミュレーション

DD案件の時に、使うのが財務シミュレーション。PL、BS、CF計算書の3表をシミュレーションするスプレッドシートをつくる

  • もちろん、このエクセル技術は、先ほどご紹介した熊野整さんの講座で学べます

ので、理論的なことを、本で学んでおこう。おすすめはこちら。

  • MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣(シバタナオキ 著)
  • 東大式 スゴい[決算書の読み方](大熊 将八 著)
  • 人事屋が書いた経理の本(協和醗酵工業 著)
  • 投資される経営 売買される経営(中神 康議 著)

 


#03.パワーポイントマスターは「諸刃の剣」。でも、必要

パワーポイントスキルを上げることは「コンサルタントとして、パフォーマンスを上げることにつながるのか?」と、聞かれれば、みんな「YES」と答えるはずだ。

 

だって、アウトプットは、パワーポイントなんだから。と。

 

しかし、そんなに甘くない。というか、落とし穴がある。パワーポイントに慣れてくると、資料を作る際に「まず、パワーポイントをいじくりだす」。これが、最悪なのである。

 

これは、「考えるエンジン講座」の受講生にも口を酸っぱくして伝えているが、"その前にワードを書く"、など「本来すべき手順」を踏まなければならない。この行為を怠ると、内容の薄い、まさに“燃えるゴミ”が生まれ、作ったスライドは見向きもされない。

 

じゃあ、なんで、「パワーポイントスキルが上がるとパフォーマンスが上がるのか?」というと、「考える時間」に費やせるからだ。

 

物理的にもそうだが、それ以上に「精神的に」なのだ。つまり、「10枚のスライドだったら、3時間で“必ず、作れる” 」という自信があれば、その3時間を残したギリギリまで「考える時間(ワード)」に費やせる時間が生まれる。

 

だから、結果的に、パフォーマンスがあがるのだ。

 

「パワーポイントスキル」といっても2つによって、構成されている。1つは「パワーポイントスキル」、もう一つは「スライドライティング」

  • 「パワーポイントスキル」は、パワーポイントを作成する上でのPC上のテクニカルなスキルのこと。
  • 「スライドライティング」は、どのようなパワーポイントを作るか?の内容の部分のスキルのこと。

 

では、それぞれについて、どのように勉強するのか? 

  • パワーポイントスキル
    • 実は、意外と学べるところが少ない。ましてや、「コンサルティングファームのパワーポイントスキル」という意味では、弊社以外にはないかもしれない。「続・考えるエンジン講座」の中で、4時間(+自宅課題3時間程度)、徹底的に学んでもらっている。
  • スライドライティング
    • こちらの方は本がいっぱい出ているので、「こういうものなんだ~」と本をペラペラめくると、感覚はついてくるはず
      • 図で考えるとすべてまとまる(村井瑞枝著)
      • 外資系コンサルのスライド作成術―図解表現23のテクニック(山口周著)

ちなみに、どちらも知り合いのBCG出身者が出しているもの。

 

とにかく。。。パワーポイントスキルは磨けるだけ磨いておこう


 


#04.「タクシー1500円圏内」に引っ越そう=それが、サバイブする唯一の打ち手

入社当時、BCGに入るときに名古屋で手作りした「1日14時間働く」と書かれたマグカップを机に置いていた。自分では気合を入れて、己に言い聞かせる意味合いも込めて。

 

が、最初のケースでご一緒した緒方さんに

 

え?1日、14時間?

少ないけど。

 

と言われたことを今でも鮮明に覚えている。

 

入社1年目のコンサルタントたるもの、「タクシーで帰り、2時間寝て、シャワーを浴びて、出社」に備えて、近くに住むべきなのだ。

 

事業会社の時は考えられないが、「タクシーで出社する」ことこそ、まさに「時間をお金で買う」ってやつ。だから、近くに住もう。

 

私も、BCGが赤坂で、最初は東新宿、次は市ヶ谷、その次は牛込神楽坂、その次は牛込柳町と1500円圏内をうろうろしてる

 

逆に、「電車が一本だから」、という理由で三軒茶屋に住む。とか筋が悪い!

 

さぁ、「タクシー1500円圏内」に引っ越そう 

 


#05. 東洋医学、こんにちは=短時間で、元気になる方法

まぁ、コンサルは寝れない&寝ない。しかしながら、「頭」を使う職業だから、眠たい状況では、シゴトにならない。けど、シゴトが終わってないので、寝れない。。。

 

じゃ、どうすんだ?

 

解決策は、短時間で頭をすっきりさせてくれる方法を今から用意しておくこと。それが、マッサージだ。

 

オススメは「ウーライ 手つぼ(ハンドリフレ)30分+足つぼ30分」。それ以外にも、いっぱいあるが、深夜でも行ける店をストックして、おこう。

 

何より、この「1時間に8千円かける」ことに慣れるのが大事。

 

正直、高っ!!!と思うことだろう。でも、それで、あと2時間仕事を頑張れるなら安いもん!となれるか?がプロフェッショナルの心意気です。

 


#06. 目覚まし時計どころか、モーニングコールしてもらう癖

コンサルタントにとって最大の恐怖は「遅刻」。大事なミーティング前、遅刻できないときほど、夜中まで仕事をしている。そんな時、いっそのこと、徹夜でいこう!!と思ってしまうものだ。

 

だから、信頼のおける目覚まし時計の存在がマストなのだ。

 

。。。でも、最強なのは、母親のモーニングコールだ。遅刻しないためなら、母親にもモーニングコールを頼む。これ、プロフェッショナルの心意気。

 


#07. 「今までの仲間」との距離感をとる

コンサルティングファームは、いつでも

 

何やっているか、
分からない

 

と言われてしまう性。

 

だから、時として、「どうせ、虚業だろ?」と言われ、無意識に傷つく場合がある。

 

そして、それ以上に気をつけなければ、いけないのが自身がしてしまう「おまえ、まだ、○○(前職)にいんの?」的な発言である。

 

これ、思わず、言ってしまう。だから、私もちょっと違うが独立した際に「前職のBCG」のヒトたちのとの距離をとり、発言には気をつけた。それこそ、私の意図とは関係なく、「まだ、コンサルしてんの?」と捉えられてしまうかもしれないからだ。

 

もう少し、視座を上げると、「成功したいんだったら、今の仲間を捨てよ。その上の層と付き合え」と成功哲学では言われる。

 

まさにそうだと思う。

 

今の仲間と付き合ってると、「足を引っ張られる」。なぜなら、必死な時こそ「なんで、そこまでしてやってんの?」的な感じで、思いっきり、水を差してくるからだ。

 

だから。。。今までの仲間と距離を取る勇気を持とう。

 


#08. それでも、私は止まらない=本は週3冊読みましょう

これは、当たり前すぎて、理由も書かなくてもいいくらいだ。コンサルの最高位であり、最も忙しいパートナー/ディレクターでさえ、週3-5冊は読んでいる。

※ちなみに、それは、自分が担当しているプロジェクトの関係書類は除いて、である

 

例えば、少し前に「Life shift」という本がめちゃくちゃビジネスパーソンの中で流行った。その時に、私でさえ、お客さんから「Life shift読みました?」と聞かれた。もし、あの時、読んでなかったらと思うと、背筋が凍る。

 

「それは、読んでないですね。ありがとうございます。これ読みました?」とせめて返せるように、本を読む習慣は持とう。

 

本を読む習慣がなく、何から読んだらいいかわからないという方。このサイト内で私が読んだおススメの本を紹介しているので覗いてみてください。

 


#09. 逆転!?「老けるが勝ち」

相手をするお客さんは当然、年上だし、考えられないくらいのコンサルフィーを貰うわけだから、若く見えてしまうと損することしかない。

 

なんで、この若造が!

 

ってなります。

 

なので、スーツにしても、靴にしても、もちろん、カバンにしても、少し、おっさん風にした方がよいのだ。スーツもストライプ!なんて、着ている奴はバカだし、ソフトモヒカンにしてるやつなんて、大馬鹿だ。

 

あ、それ、俺だわ。本当に後悔しております。。。

 


#10. やめる前に、現職の仕事について、「棚卸し」しておこう

例えば、貴方の現職が電通だったとしよう。電通だったときは手に入れやすかった情報も外部になったら、手に入らないなんてことはザラ。

 

会える人も相当減る。何せ、今までは「電通」という看板もあったし、コンサルという「業者」ではなかったから、頑張れば、誰でも会えたはず。

 

でも、そうではなくなる。

 

だから、今後も付き合っていきたい=(仲良くしたいって意味じゃなく、)引き続き、情報をくれる重要な人とは、あらかじめ、良い関係を作っておこう。

 

困ったときだけ、必要なときだけ、すり寄ってくるやつなど、相当、かわいいか、金持ちじゃないかぎり、煙たがれる。

 

これは私の師匠である加藤さんのコトバだが、

 

「振り返った時に」

成長する。

 

だから、在職期間に何をしたのか?など、昔のメールを一つずつ、消しながら、想いを馳せると、意外と発見が多く、めっさ、成長できます。