コンサルタントへの扉が開いたら

”入コン”する前に知っておくべき29のこと

~コンサルタントへの転職を成し遂げ、狭き門を通過した皆さんに送る29のメッセージ~


 


#21. 「一発退場もありえますのでご注意ください」=コンフィデンシャリティ

そう、プロフェッショナルになった瞬間、注意してほしいことがある。それは、

 

コンフィデンシャリティ

 

である。

 

コンフィデンシャリティ=守秘義務。弁護士ほど、守秘義務は厳しくないのだが、クライアントの名前とか、ケースの中身などは絶対に口にしてはならない。

 

例えば、NTT時代だと、クライアントの名前を内緒にする!という、文化はなかったと思う。

 

コンサルファームは、友達どころか家族にも絶対に話してはいけない。肝に銘じて。。。

 


#22. ホワイトボートのペンを持て=なんとなく、参加できた風になれるから

コンサルティングファームに入って、数カ月は「絶望」を感じることが多いはず。プロジェクトにアサインされているが、付加価値が全くでていない日々が続く。。。

 

クライアントミーティングはともかく、社内のミーティングでさえ、全く発言できない。もちろん、付加価値などそういうレベルではなく、小学校のときに「無視された」経験に近い雰囲気を味わうだろう。

 

そんなときに、ホワイトボードが救ってくれる。内容は言えなくても、ホワイトボードにきれいに書く!というのは立派な貢献だ。

 

だから、議論が始まったら、オモムロに立ち上がり、みんなが話していることをひたすら書く!

 

もちろん、「整理整頓する」なんて、考えてはいけない。ただひたすらに、きれいに書くのだ。

 

 


#23.会議に出席して、発言しなかったら、「次から、出なくていいよ」文化

この文化は、あらゆるコンサルに流れているように思える。しかし、会議といってもクライアントミーティングではなく、社内ミーティングの話と捉えてよい。

 

面白い発言をしなくてもいいのだ。本当に、何でもいいから、何でもいいから、発言しよう。早めに、「とりあえず、なんかしらは話す」キャラを作ってしまおう。面白いことなんて、そうそう言えるようにならないから。

 


#24.そんな時間は本当にありませんから=歯医者さんに行っておこう

コンサルティングファームに入ると、平日はもちろんこと、週末も時間はない。本当に歯医者さんに通う暇なんてない。

 

かつ、可能であれば、「銀歯」を「セラミック」にしておくと尚よし。

私は、まさに今、やっておりますが、私のように銀歯10本だと、1年かかりますので、本当に、本当に歯は大切に。

 


#25. フレームワークは不必要ですが、そんな中でも、これだけは知っておいても いいかもというフレームワークがこちら=アドバンテージ・マトリックス

本当にフレームワークは使い方を間違えると嫌なので、口癖のように、コンサルに行く方・コンサル転職を目指す方に伝えている。

 

フレームワークは「整理」とか、「漏れをなくす」から、私のイメージでは、0から1ではなく、54を62にするイメージ。だから、本当にフレームワークを覚えれば、考える力が伸びる的な思想が嫌い。

 

けど、この「アドバンテージ・マトリックス」だけは、超ウルトラ一押し。というのは、私がBCGの2年目で、まさに杉田さんとケースをしてた時、ご一緒した「坂倉さん」というスーパースターから教わったという思い出からか、このフレームワークだけは、なんか許せる。

※ちなみに、この坂倉さんは、BCGのパートナーにたぶん35歳くらいでなった方で、「さかちゃん」と呼ばせて頂いている。

 

「アドバンテージ・マトリックス」を含めフレームワークはこちらにうまくまとまっています

https://ferret-plus.com/2980

 


#26. 拝啓、バーバラミント様=考える技術・書く技術-問題解決力を伸ばすピラミッド原則

この本は、コンサルティングファームに属するすべての人が読んでいるのではないか?と思えるほどの伝統的な本。


パートナー/MDになった私の師匠=加藤さんのパートナー部屋にもおもむろに置いてあったのを、今でも覚えている。

 

彼女はマッキンゼーの方で、まさに「構造化」の大家。コンサルタントの武器とされる「構造化」、そして、「MECE」について学ぶことができます。

※ MECE=もれなく・だぶりなく、の意味

 


#27. gmailアドレスも「プロ化」

入社時、私のフリーメールのアドレスは「gyunyuzamurai@hotmail.com」 だったのだ。本当に、これぞ、若気の至り。ちなみに、私は「11月生まれ=士=サムライ」と「牛乳好き」ということで、このアドレスにしたのだが、本当に恥ずかしい限り。

 

実際には使うことはほとんどないかも?だが、ほんのたまに、仕事上、使う場合もあるので、整えておこう。

 

名前+数字@gmail.comがいいのだ。

 


#28. 動画は相当気合いれないと見れなくなるから、見ておこう

本はコンサルに入ってからでも、当然、読む時間はある。がしかし、「動画」ともなると、時間がない。ので、「動画モノ」は“入コン”する前に見ておこう。

 

その代表格が、戦略の神髄とはなにか?=「紳竜の研究」を見よう!

https://www.youtube.com/watch?v=0m2U-XShAUY

 


#29. いざってときに、質問できる「メンター」を持とう

コンサルをしていると、事業会社の100倍は「怒られる」。怒られるというより、罵倒される。ので、3カ月に1回くらいは「寂しくなる」

 

そんなときに、気軽に相談できるメンターを持っていることは本当に大事。「あなたもそうだったんですね」と思えるだけで、気が楽になる。

 

考えるエンジン講座の卒業生にとっては、私がメンターに当たるので、やもいえる理不尽なことや、壁にぶち当たると連絡をくれる。私は、相当1年目で苦労したので、同じ体験をしていることが多い。「俺もこんなだった。から、こんなことした」と話すことで、彼らは“もうひと頑張りする”エネルギーを充電できていれば嬉しい。


あとがき

「入コン、する前に29」、いかがでしたか?

 

思い出すだけで、胸がキリキリする1年目を思い出しながら、書いてみました。冗談抜きで、10年先を見据えて、最高の準備をして、入コン!することをお勧めします。

 

皆さんが、コンサルティングファームに入り、

 

やるじゃん

 

と言われることを本当に祈っております。

 

では、「考えるエンジン講座」でお会いできるのを楽しみにしております。